家電量販店で販売員に聞いてもタブレットPCのジャンルでは頭ひとつ抜きん出た人気なのが、Surface Pro 6。
最近ではタップトップ型のノートパソコンが増えてきましたが、マイクロソフトから発売されているSurface Pro 6を購入して仕事でヘビーに10ヶ月使ってみたレビューをします。
パソコン初心者から上級者まで、幅広い世代に向いているタブレットPCです。
Surface Pro 6を選んだ理由
会社で使っているPCがそろそろ寿命ということでいくつか候補( DynaBookやDELLなど)があったなかからSurface Pro 6を選びました。
選んだ最大の理由としては、「どこでも仕事が快適にできる」の性能・軽さです。
以前使っていたノートパソコンは、お世辞にも性能・重さなどいいと呼べるものではありませんでした。
仕事柄客先に行くことがあり、そこですぐに作業をできる機動性・性能・バッテリーの長さは特に重要で、一つでも欠けるととにかく不便。
口コミやレビューを50件以上見て選びましたが、10ヶ月使って快適に仕事ができています。
Surface Pro の特徴
Surfaceの外観






Surface Pro 6のスペック
画面サイズ | 12.3インチ |
カラー | プラチナ(シルバー) ブラック |
解像度 | 2736×1824 |
CPU | Intel Core i5-8250U (1.6GHz / 4コア8スレッド) Intel Core i7-8650U (1.9GHz/ 4コア8スレッド) |
メモリー | 8GB 16GB |
ストレージ | SSD 128GB SSD 256GB SSD 512GB SSD 1TB |
グラフィック | Intel UHD Graphics 620 |
本体サイズ | 292 mm x 201 mm x 8.5 mm |
重さ | 770g |
バッテリー | 約13.5時間 |
今回私が選んだモデルが、 Intel Core i5-8250U (1.6GHz / 4コア8スレッド) +SSD256GBのモデルです。
CPUもCore i5-8250Uを搭載しているので、仕事でデータベースなど使ってパソコンに過度な負荷がかかる処理をしても固まったりするようなことはありません。
SSDは、色々データを保存できるように256GBを選びました。
256GBに収まらないようになった場合は、外付けHDDかNASにデータを移す運用でほとんど事足ります。
Surface Pro 6の選んだ6つのポイント
持ち運びに優れ、自宅・会社・出先どこでもすぐに作業できる

Surface Pro 6を選んだのは、持ち運びがしやすい重さかつディスプレイが12.3インチと大きすぎず小さすぎないところです。
仕事柄、会社でデスクワークもありますが半分以上は外に出ていることが多い職についています。
そのため、外出先でも会社と同じようにデスクワークができる快適さは必須であり、荷物もできるだけ軽くしたいと常に思っていました。
Surface Pro 6自体その理想的なサイズ感・使用用途だったのが、選んだポイントです。
高性能CPU/SSDが搭載されてハイパフォーマンスであること
選ぶ基準としてCPUはCore i5以上でSSDは必須でした。
Surface Pro 6は最低がCore i5-8250Uで全モデルSSD搭載型というのも嬉しいポイントです。
HDDとSSDの起動速度といえば、天と地ほどの差があります。
- 外出先でもすぐに仕事をしたい
- パソコンを起動したらすぐに使いたい
という気持ちがあるなら絶対にSSDは必須です。
容量が足りなくなると心配するなら外付けHDDやNASで対応できます。
本体の重さが軽いこと
Surface Pro 6単体だと770gですが、キーボードカバーをつけると 1,094gとかなり軽い部類に入ります。
以前使っていたthinkpad(ノートパソコン)は本体だけで1.3kgと決して軽くなく、プラスαで充電器をあわせると2kgは余裕でいったことを考えると十分な軽さです。
もちろん仕事ではパソコンだけが仕事道具ではないで、パソコンは軽いに越したことはありません。
他にもNEC のLAVIEなどノートパソコン本体で700g前後のモデルも増えてきましたが、タブレットPCのジャンルでは、Surface Pro 6は軽くて持ち運びに優れています。
フルHD(1920×1080)以上であること
個人的な好みですが、ディスプレイの解像度が1920*1080以上であること。
解像度が高くなればなるほど、小さなディスプレイでも作業スペースが広くなるメリットがあります。
解像度が1920*1080のフルハイビジョン以上で探していた自分としては、Surface Pro 6の 2736×1824は、1度でたくさんの情報が見れるため、使いやすいです。
SIMを直接挿して使えること
ノートパソコンを外出先で使っている人は、おそらくほとんどがPocket WiFiを使っているでしょう。
これっていちいちWi-Fiが繋がっているか見ないといけないくて、地味にレスポンスが悪いんです。
ですが、Surface Pro 6は本体に直接SIMカードを差し込んで、通信ができるようになるのでSurface Pro 6の電源さえ入れればすぐに通信ができます。
これって、ホントに便利で楽。一度この便利さを知ってしまうとわざわざPocket WiFiで繋ぐのが面倒に感じます。
2in1でタブレット・ノートパソコンと自由に使えること
タブレットPCのメリットの1つがノートパソコンとして使いつつ、タブレットとして使うこともできる点です。
商談の際には、タブレットモードにしてパワポや映像など流しながら説明できるので、よりお客様にわかりやすく説明ができるので、商談にも十分に役立っています。
もちろん普段はノートパソコンの状態で使うことが多いですが、外で使う場合はタブレットモードで使う方のが便利なことが多いので、使い分けをしています。
Surface Pro 6のデメリット
膝の上で使うのが不便
これは2in1のタブレットPC全てに言えることかもしれませんが、パソコン裏にあるヒンジを開いて机に置くのが前提で作られているので、膝の上で使うと非常に不安定になります。
しかも、キーボードがマグネットでくっついているため、通常のノートパソコンと同じように持とうとするともれなく地面に落とす洗礼にあいます。
Surfaceを使ったことがある人なら、おそらく一度は体験した痛い記憶
USBポートが少なすぎる

Surface Pro 6は持ち運びに優れているのはメリットとして上げたが、それと引き換えにUSBポートなどアダプター類がほとんどない。
USBポートに関しては1つのみ。
アダプターをつけたい場合は、USB-HUBを噛まして使う必要があるので、プロジェクターやデュアルディスプレイで使いたい場合は、必須。
USB-Cが非搭載

2018年10月発売と新しいがUSB-Cが非搭載なのも、残念。
USB-Cの機器が増えつつあるなかで、今後USB-Cに対応するには必須。
MacBookなどはUSB-Cのみと思い切っているが、そのくらいの気概で搭載してほしかった。
バッテリーの形状が特殊


Surfaceのバッテリーはマグネット式で便利という一方、バッテリーの形が特殊。
最近ではRAVpowerやANKERなどから60W対応の充電器が発売されていることもありUSB-Cで充電できればと思うことが多々ある。
できるだけ荷物を軽くしたいと考えるとSurface Proのサイズ感・性能で、汎用性が高いUSB-C搭載かつ充電ができるのが、発売されればと思うところ。
※Surface Goだと小さくてスペックが非力なので、対象外
まとめ
良かった点とイマイチだった点を上げてみましたが、私としてはSurface Pro 6を選んで良かったです。
社内でヘビーに使っても外出先での作業もすぐに起動でき、使いたいときに使える快適さが自分にはあっていました。
もちろん自宅用のノートパソコンがほしいという人も場所も取らないですし、外出用として使いたい人もハイスペックなので快適に作業ができますよ。


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