TP-LINKってどんなメーカー?と思われる人も多いかもしれませんが、無線ルーターの世界シェア45%を超える中国・深センのネットーワーク機器会社。
日本に参入したのは2016年のため、知名度は低いですがその機能・コスパなどは日本製品より優れています。
近頃では、ヨドバシカメラなどの店頭でも目立つ場所に置かれ始め、ルーターを検討している人は目にすることが増えてきました。
今まで使用していたNEC Aterm WG1400HP(HPモデル)の調子が悪いため、Amazonでも評価が高いTP-Link 無線LANルーター デュアルバンド 11ac/n/a/b/g ギガビットを\11,084で購入してみたので、早速レビューしてみましたので、参考にしてください。
外観+パッケージ

TP-LINKのAC1900ギガビットルーターデュアルバンド無線LANルーター
1900MbpsのWi-Fi速度・広範囲で使用できるWi-Fi・USB3.0/2.0対応と特徴がまとめられて記載があるので、わかりやすい印象。

裏面には、今回購入したTP-LINK ArcherC9の詳細な機能が記載がありました。
表には1900ギガビットと記載がありましたが、2.4GHzが600Mbpsで5GHzが1300Mbps合わせて1900ギガビットと書いてあるようです。
この表記には最初勘違いしましたが、周波数別ではなく、ArcherC9の合計が1900ギガビットということのようです。
横にはios/Androidからアプリを落とせるようにQRコードがあり、携帯から簡単にセットアップできるようにユーザー目線で作られていると感じる。
開封の儀

では、開けてみましょう。開けるとすぐにルーター本体があります。NECやバッファローのルーターも色々と使ってきましたが、今までにないスタイリッシュなデザイン。

ルーター本体を出してみると、本体自体に立たせる用の足がついていて、自立します。メリットでもありますが、寝かせて配置したい人や、狭いスペースに入れる人は足が取り外せない仕様になっているので、使いづらい点でもあると思われる。
元々使っていた無線ルーターを横置きなどにしていたりすると、同じ場所に置けないこともあるので注意が必要です。
同梱物

- ACアダプタ
- LANケーブル
- アンテナ
- TP-LINK ArcherC9本体
以上の4つ。
ONU・モデムからTP-LINKを設置する場所は、それぞれ違うので自分の環境にあったLANケーブルを用意すると良いでしょう。今回私は別途フラットタイプの5メートルCAT6を用意。
ONU→TP-LINK→ノートPCへとLANケーブルを接続しました。
設置&ルーターの背面

TP-LINKの背面から伸びるしっかりとした足があるので、TP-LINK ArcherC9自体はかなり安定して自立してくれます。
設置自体も非常に簡単。自宅にあるモデムからLANケーブルを引っ張って青色のLANポート(INTERNET)に差し込むだけで簡単にWi-Fiに接続が出来るようになります。ノートPCやデスクトップPCなど有線で接続したい場合は、EthernetにLANケーブルを差し込んで、PCへと接続しましょう。
電源をいれると画像のようにブルーのランプが点灯します。
配線など全て背面に持ってきているので、全面は電源ランプやWi-Fiの電波強度が分かるランプのみというスタイリッシュな外装。ホワイトでつるつな質感もなかなかいい。
設置の高さは、およそ腰の高さ。
一番いいのは、室内の高い位置であれば電波が邪魔されず最適な設置位置と言えますが、実際問題そこには設置ができないのでちょうといい高さの机においてます。
特徴
- 2.4GHz/5GHz
- 11ac対応
- ビームフォーミング機能
- 1GHzデュアルコアプロセッサ搭載
TP-LINKのルーターの中でも上位機種のため、機能はかなり豊富。正直自宅でPC/スマホだけしか使わないのであれば不要な機能もあると感じる部分もあるでしょう。
ビームフォーミングという機能は、スマホなど位置が固定されずに使用する機器に対して電波を狙って飛ばすというもの。そのためより電波の感度が高くなるので家の端に行ったら、Wi-Fiが切れるというような減少は少なくできます。
ルーターの初期設定の流れ
ルーターの設定をここでは説明します。
ここからの設定が一番知りたいという人も多いので、画像に沿って説明していきます。
ルーターの設定画面は、Google ChromeやFirefoxのアドレスバーに「192.168.0.1」と入れてEnterすると下記の画面が表示される。
タイムゾーンを選択する画面になるので、初期表示の東京・大阪・札幌・ソウル、ヤクーツクのままで次へ
インターネットの接続タイプだが、自動判別でいいです。私の場合PPPoE接続だったので、自動判別後にPPPoEにチェックが入るので、次へ
Internet接続タイプに関しては、自宅・マンションに引いているインターネット回線の契約時に書類に詳しく記載がされているので、必ず確認しながら勧めていきましょう。
ユーザー名・パスワードにはプロバイダ契約時の情報が必要になるので、用意しておくようにしましょう。

2.4GHz/5GHzのネットワーク名とパスワードが表示されますので、ここで任意の名称とパスワードに変更することも可能です。
私は初期設定のままにしています。→【理由】何かあった際にパスワードを忘れてしまってWi-Fiが使用できないことを防ぐため、初期設定のままにしています。
もちろん自分で登録していたパスワードなど忘れなければ変更もセキュリティの観点からも良いでしょう。
先程までの情報を確認できたら、設定情報の保存をクリックします。
最後にインターネットに繋がっているかの確認を行います。インターネット接続テストで問題なくYahooやGoogleが検索できれば問題なくインターネットが使えるようになっています。
インターネットの速度はいかに?

ダウンロード・アップロードともに、400Mbps超え!
これまでNEC Aterm WG1400では100Mbps前後が平均でしたが、TP-LINK ArcherC9に変えて即この速度がでました。
正直ここまでネットの速度が変わるとは思いもしなかったのが、本音です。
Youtubeなども圧倒的に読み込み速度が早いので、容量の多い動画を見ても全く遅延などなく快適の一言。
iphone7 plusでInstagram・Twitterを開いてもスラスラ画像が見れるので、全くストレスを感じなくなりました。
バッファローやNECと言った国内メーカーにこだわらず、性能・コスパを重視するのであればTP-LINKのArcherC9が機能・設定が簡単です。
使ってみたからこそ、おすすめできる無線ルーターです。
一軒家やマンションでも端から端までWi-Fiが届かなくて困ってるとう人は、中継器を使うと一気に問題が解決しますよ。
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