Bose Quietcomfort 30を購入してから1年以上経ちましたが、数週間使ったではなく1年単位で使ったレビュー。
まずノイズキャンセリング機能のワイヤレスイヤホンと言えば、「Bose Quietcomfort 30」と言われるくらい有名なイヤホンですが、数日・数週間の使用感レビューはありますが、1年以上はあまり見かけず、長期使用はどうなのか?という疑問からこの記事を書いています。
- 1年以上の長期使用レビュー
- 実際に使用してよかった点
- イマイチだった点
以上を記載しているので、気になっている人・購入を検討している方の参考になればと幸いです。
特に1年以上使って外出時のレギュラー落ちした理由についても書いていきます。
Bose Quietcomfort 30の特徴
- 脅威の静音性が特徴のノイズキャンセリング機能搭載
- Bluetooth接続のネックバンドタイプ ワイヤレスイヤホン
- 専用アプリでノイズキャンセリングの設定を変更可能
- シリコン製のイヤーパッドでどんな耳にもフィット
脅威の静音性が特徴のノイズキャンセリング機能
Bose Quietcomfort 30の最大の特徴と言えば、ノイズキャンセリング機能です。
初めて試聴した時には、あまりの衝撃で自分の耳で音が聞こえないと錯覚するほどイヤホンをつけた瞬間には静寂に包まれます。
通常ワイヤレスイヤホンでは、ケーブルのイヤホンに比べて性能が落ちると言われていますが、BOSEの「Bose QuietControl 30」に関して言えば、今まで使っていたイヤホンよりも高性能・高音質です。
外出時でも周りの音を気にせず、純粋に音楽を楽しめる環境が手に入れられるのはとにかくすごい。
Bluetooth接続のネックバンドタイプ ワイヤレスイヤホン
形は、ネックバンドタイプのワイヤレスイヤホン。
Bluetooth接続できる機種は、iphone・Android・PCなど様々ですが、Bluetoothが搭載されている機器であれば基本繋がります。
これまでコードのイヤホンを使っていましたが、初めてワイヤレスイヤホンを使ってみた感想は、「マジ便利だし、楽の一言」。
ワイヤレスイヤホンを使ってみてここまで自由になると思わなかったのが本音でした。
コードがあることで動きやスマホとの距離の制限がなくなるだけで、非常に快適。
専用アプリでノイズキャンセリングの設定を変更可能
Bose QuietControl 30には専用アプリがあります。
Bluetooth接続した状態が、下記の画像
Bose Quietcomfort 30専用のアプリをインストールすると、ノイズキャンセリングのレベルを調整することができ、ほとんどの雑音はシャットダウンすることが出来ます。
もちろんノイズキャンセリングのレベルを下げれば、会話もクリアに聞き取れるように調整する事も可能です。
アプリでノイズキャンセリングのレベルを変更した際は下記の画像のようになります。
■ノイズキャンセリング機能最大
■ノイズキャンセリング機能最小
イヤホン右にあるコントローラーでもノイズキャンセルイングのレベルを変更できるので、アプリを使わなくても調整は可能です。
付属品
ケースと充電コード、イヤーパッドのサイズ違いが同梱されています。
ケース自体は、荷物などで押しつぶされない材質でできているのでカバン・リュックに荷物と一緒にしまっても壊れる心配はありません。
私も購入して半年間通勤で使っていますが壊れると言った心配はありませんでした。
ケースの内側には内ポケットもあり、充電コードをしまっておくこともできるので、いざ使おうとした時に充電切れといった際にも、すぐに充電できるようになっています。
充電は10時間持つ
右のBOSEのロゴの裏に電源ボタンがあります。このボタンを長押しで電源のON/OFF。さらに長押しをするとBluetoothのペアリングができる状態になります。
ペアリングできる状態になれば、iphoneのBluetooth画面に「Bose QuietControl 30」が表示されますので、そのまま押せばすぐにペアリングができます。
充電自体は10時間持つので、通勤時間が片道1時間程度であれば1週間充電忘れていても大丈夫ですね。
充電ポートは電源ボタンの上約2cm付近。爪で簡単に開けられるようになっており、マイクロUSBで充電ができます。
約3時間で満充電が可能となっていますが、万が一充電が切れてしまった場合も急速充電対応なので、15分で約1時間の使用が可能です。
私自信マイクロUSBで充電する際に向きを間違えることが多いので、マイクロUSBの両端両面挿しできるケーブルを使うようにしています。
このタイプであればiphoneのライトニングケーブルと同じで、ケーブルの向きを確認する必要がないので便利です。
1年以上実際に「Bose Quietcomfort 30」を使ってよかった点
- ノイズキャンセリング機能がとにかくすごい
- ワイヤレスイヤホンは便利
- BOSE独自のイヤーピースは思った以上に良かった
ノイズキャンセリング機能がとにかくすごい
「Bose QuietControl 30」を購入してみて1年以上通勤・旅行と使ってみた感想としては、ノイズキャンセリング機能は最高。
今回初めてノイズキャンセリング機能ありのイヤホンを使いましたが、ここまで雑音を消せるのは感動しました。
飛行機で使用した際に感じたのは、飛行機のエンジン音が「Bose QuietControl 30」を使ってみるとほぼノイズキャンセリングできていた印象。雑音を消せたおかげか目的地についた時の疲れも違ったように感じました。
おそらくエンジン音など雑音をシャットアウト出来たことによりストレスが軽減できたからだと思います。
ワイヤレスイヤホンは正義(便利)
ワイヤレスイヤホンを初めて使ってみましたが、ケーブルがないのがここまで便利だと再認識できました。
ケーブルを忘れて動いてしまってケーブルが抜けてしまうシチュエーションがよくあったんですが、ワイヤレスになって制限がなくなりそれだけで煩わしさから開放されました。
BOSE独自のイヤーピースは思った以上に良かった
BOSE特有のイヤーピースが耳にジャストフィットするので、これだけでも買ってよかった。
私自身の耳がカナル型に全く合わず、正直耳に合うイヤホンが見つかりづらいのが悩みだった。
ただ、BOSEのイヤーピースはカナル型が合わない私でもびっくりするほど優しくフィットする感じなので、カナル型が合わない人は一試してほしい。
1年以上実際に「Bose Quietcomfort 30」を使ってレギュラー落ちした理由
- ネックバンドが意外とかさばる
- 風が強いと音が聞き取りづらくなる
- 電話の使用にはあまり向かない
ネックバンドがかさばる・ズレる
通勤・旅行には必ず持っていっていましたが、思いのほか本体・ケースの大きさがあるので、収納場所が地味に困ります。
特にネックバンドがレギュラーから落ちた原因の1位です。
2019年12月時点で完全ワイヤレスイヤホンやノイズキャンセリングのAirpods ProやソニーのWH-1000XM3は、小型かつ高性能です。
正直外出時は荷物を減らして身軽に移動したい・仕事でも荷物はかるくしたいスタンスに変わってきたので、収納時の大きさがネックになってきました。
現時点では、自宅用の映画鑑賞やYoutubeを深夜に聞くとき用にランクダウンしています。
風が強いと音が聞き取りづらくなる
これはノイズキャンセリング機能が影響しているかと思われるが、どうしても風の音を拾ってしまってウォーキングやランニング時に音が聞き取りづらくなります。
Airpods Proなど風切り音もノイズキャンセリングで小さくしてくれているが、Bose QuietComfortでは風はそのまま音を拾ってしまう。
正直イヤホンをつけていないほうが雑音が小さく聞こえるくらい風には弱い印象を受けます。
電話の使用にはあまり向かない
使ってみて初めてわかったこととしては、電話(通話)の音声が良くないことが発覚。
Airpods Proなどと比べるとそのまま話しても十分会話ができるのに、Bose QuietComfortでは大きい声で話さないと聞こえない欠点がある。
日常生活で使うならトータルバランスで「Airpods Pro」のが、使い勝手がいいと判断してレギュラーにしている。
・AirPods Proをレビュー Bose QuietComfort30と比較して良かった所・悪かった所
まとめ 周り全ての音が消える世界が広がった
- ノイズキャンセリングを使いたい
- Bluetooth接続のイヤホンを使いたい
- カナル型が耳に合わない
- BOSEの重低音が聞いた音で音楽が聞きたい
- 通勤時間・通学時間が長く、周りの音を気にしたくない
Bose QuietControl 30を実際に1年以上使ってみましたが、正直に買ってよかったと思ってます。
やはりノイズキャンセリング機能は素晴らしく、ワイヤレスイヤホンでありながら高音質・高性能で満足度の高いイヤホンになっています。
ただ、メリットだけではないので、本当にほしいという人に届いてほしい商品です。
価格はそれに見合った金額になっているので、イヤホンに妥協したくない・ワイヤレスイヤホンで良いものが使いたいという人向けかなと思います。
気になる方は一度でいいので、試聴してみてください。
周りから音が消える世界が待ってますよ。
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