スマホ代と月額基本料を安くしても通話料が高ければバカバカしいですよね?
せっかく検討するならぐーんとお得なプランを選びましょう。
格安SIMでも、5分・10分のかけ放題を利用すれば、大手キャリアよりも大幅な節約が可能です!
ここでは格安SIMでも通話をたくさんする人向けのかけ放題のプランの比較・解説をしてします参考にしてみてください。
格安SIMが提供しているかけ放題の前提

格安SIMが提供しているかけ放題は、10分以内や5分以内が多く、完全かけ放題はほとんどありません。
大手キャリアでは「完全かけ放題」が一般的で、そこまで電話をしないという人のために「5分以内かけ放題」が提供されています。
しかし、格安SIMでは「完全かけ放題」を提供しているのは数社のみ。
ほとんどの格安SIMが「○分以内かけ放題」をオプションとして提供し、規定の時間を超えて電話をすればその超えた分に対して20円/30秒の従量課金制をとっています。
格安SIMの提供しているかけ放題には3種類ある?
- 電話回線:大手キャリアと同じ電話回線の方式
- IP電話:データ通信を使った電話をする方式
- プレフィックス:アプリた特定の番号を電話番号の先頭につけて電話をする方式
格安SIMの提供しているかけ放題には、上記の3つの種類があります。
電話回線
格安SIMは、インターネット回線を大手キャリアから借りてデータ通信をしていますが、通常の電話も大手キャリアの回線をそのまま借りて電話をするため、通信品質が高いのが特徴です。
IP電話
IP電話は、電話回線を使用せずに「データ通信」を利用して電話をするの特徴。そのため、データ通信が不安定な場合、音が途切れたり、音質が悪くなるデメリットがあります。
プレフィックス
あまり聞かない単語ですが、プレフィックスとは格安SIMから電話をかける際に、例:「電話番号の先頭に0037-691をつけて連絡する」と○分以内かけ放題の時間を超えて電話をしても10円/30秒のまま、電話をかけることができるメリットがあります。
格安SIMによっては、専用アプリ 例:「楽天でんわ」で電話をかければ○分以内かけ放題の時間を超えても10円/30秒でかけれますという方法と同じです。
かけ放題サービスを提供している格安SIM一覧
格安SIM名 | 無制限 | 10分以内 | 5分以内 | 3分以内 | その他 |
1,000円 | 0円(標準) | ||||
イオンモバイル | 1,500円(IP電話) | 850円 | |||
楽天モバイル![]() | スーパーホーダイなら標準 オプションなら850円 | ||||
BIGLOBEモバイル![]() | 830円 | 600円 | |||
IIJmio | 830円 | 600円 | |||
OCN モバイル ONE![]() | 850円 | ||||
mineo | 850円 | ||||
LINEモバイル | 880円 | ||||
UQモバイル![]() | 0円(標準) | ||||
DTI SIM![]() | 820円 | ||||
nuro mobile | 800円 | ||||
DMMモバイル![]() | 850円 | ||||
U-mobile![]() | 電話パック60分 | ||||
B-mobile | 540円 |
上記の表にある格安SIMはそれぞれ提供しているかけ放題の通話時間が違います。
かけ放題の時間や掛ける相手が決まっているかで、自分で合っているものがわかります。

まず最初に毎月どのくらい電話をしてるか確認するといいよ!

だいたいの目安・時間がわかれば、自分に合った格安SIMがわかるぞ!
時間無制限・何回かけてもOKな格安SIM
2017年になってから格安SIMでもかけ放題無制限のサービスを提供するMVNOが登場しました。
その代表がY!mobileとイオンモバイルの2社です。
大手携帯会社のドコモやauでは、24時間完全無料のかけ放題の料金が月額2,700円と電話をあまりしない人からするとかなり高い金額で、携帯料金が高くなってしまう原因にもなっています。

オプションで2,700円は高い・・・。

そうだね。2,700円って月に60分間の電話をして初めて元が取れるんだよ。
しかし、Y!mobileやイオンモバイルはかけ放題が
月額1000円台で使えます!
大手携帯会社では実現できない低価格で「かけ放題」が利用できるメリットがあり、かけ放題をつけたいという人にはもってこいとなっています。
Y!mobile 月額+1,000円でかけ放題無制限に |SoftBank回線

- 月額1,000円をプラスでかけ放題無制限に
- 通話時間・回数・無制限
- 基本プランに10分以内の国内通話かけ放題がついている
Y!mobileでは、基本料金に+1,000円のかけ放題オプションを追加することで、通話時間・回数ともに無制限の完全かけ放題にすることができます。
さらにY!mobileは基本プランに10分以内の国内通話が含まれているため、電話をするならお得な格安SIMです。

UQモバイルもかけ放題が含まれるけど、10分のかけ放題なの?!?すごいお得なかけ放題だね!
UQモバイルでも、基本プランに5分以内かけ放題が含まれていますが、それよりも5分も長く他社よりメリットが大きいのが特徴と言えます。
1回10分以内でも少ない人は、基本料金にプラス1,000円で完全かけ放題にランクアップすることができ、プライベート・仕事と電話をたくさんする人でも安心して電話できますよ。
イオンモバイル |docomo回線

- 050かけ放題を月額1,500円で時間無制限の完全かけ放題
- 10分以内のかけ放題も月額850円で利用可能
- 10分を超えた場合、10円/30秒
イオンモバイルでは、050(いわゆるIP電話)なら月額1,500円で時間無制限の完全かけ放題にできます。
他にも電話回線を使った10分以内の国内通話のかけ放題なら月額850円(税抜)提供しており、使い方によって選べる柔軟さがあります。
050かけ放題では、050の電話番号を新規で発行するので、仕事とプラベートを使い分けることもできます。
無制限のかけ放題の次に長いかけ放題がある格安SIM
格安SIMの中でも5分・10分かけ放題以外に回数はかけないが、1回の通話時間が長く電話できるかけ放題を提供しているMVNOがあります。
その中でおすすめを下記にまとめています。
OCNモバイル |docomo回線

OCNモバイルは、10分以内のかけ放題を月額850円で提供しています。
OCNモバイルの特徴は、業界初の「トップ3 かけ放題」と「かけ放題 ダブル」
■業界初のかけ放題プラン
- 「トップ3 かけ放題」
→特定の相手(3名まで)と長電話をしても通話料が無料になるかけ放題オプション - 「かけ放題 ダブル」
→特定の相手(3名まで)と長電話をしても通話料が無料になるかけ放題オプション+10分以内の国内通話のかけ放題
でも、OCNモバイルのトップ3 かけ放題なら、どれだけ長電話をしても3名分の通話料を月額850円で利用ができます。
格安SIM業界初のトップ3かけ放題とかけ放題ダブルは、低価格のかけ放題に比べて非常に融通がききます。
OCNモバイル 側でカウントしてくれるので、事前に特定の人を選ぶ必要もありません。
10分以上電話をした場合も10円/30秒と他の格安SIMの半額で電話ができるので、長引いてしまっても安く済ませることができるので非常にお得。
UQモバイル |au回線

- おしゃべりプランなら、5分以内のかけ放題
- ぴったりプランならプラン別に60分/120分/180分の通話パック
- 5分を超えた場合、20円/30秒
モバイルでは、「月に決まった時間が無料通話分になるぴったりプラン」と「5分以内の国内通話がなんどでも無料になるおしゃべりプラン」が標準搭載しています。
そのため、かけ放題がオプションであるわけではないですが、標準搭載というお得な格安SIM。
ここで注目なのが、5分以内かけ放題の他の60分・120分・180分の通話パックのかけ放題も提供している点です。
通話パックとは、プランS/M/Lで最大60分・120分・180分の通話が無料になるのが特徴です。
つまり、5分以内なら5分を超えると通話料金が発生するが、通話パックならプラン別の通話パック分を1ヶ月で消費できるので連続通話が可能になります。
つまり、毎日5分以内の電話をたくさんしないが、1回電話をすると5分は超えるという人には、おしゃべりプランのがお得です。
10分以内の国内通話無料の格安SIM
最近の格安SIMの動向として、10分以内の国内通話が何度かけても無料のサービスを提供しているところが多いです。
スマホ・携帯電話での1カ月の通話時間は?※LINEなどのアプリを含まず携帯電話番号での通話のみの時間とします。
総計で最も多かったのは「1分以上10分未満」で36%、次いで「10分以上30分未満」で28%でした。「スマホ・携帯電話では通話しない」の5%を含めた、「通話10分未満」は41%と4割超え。「通話30分未満」は69%。7割の人が1日平均1分通話していないことがわかりました。
楽天モバイル 10分以内のかけ放題が基本プランに |docomo回線

- スーパーホーダイに10分以内の国内通話かけ放題がついている
- 組み合わせプランなら月額850円から利用可能
- 10分を超えた場合、10円/30秒
楽天モバイルは、2018年7月1日より「10分以内の国内通話を何度でもかけられるかけ放題」をスーパーホーダイで提供することが決定しました。
通話自体もネット回線を使ったものではなく、電話回線を使った音声通話を使用しているので音声通話は綺麗に聞こえるため、心配もありません。
また、10分以内の国内通話かけ放題が基本プランに入っているのはY!mobileと楽天モバイルの2社だけです。
電話はよく掛けるけど、オプションまではつけたくないなぁ~という人は検討してみるといいでしょう。
※組み合わせプランの場合は、別途850円のオプション代がかかります。基本プランに入っているのは、スーパーホーダイのみです。
BIGLOBE モバイル |docomo回線

- 通話オプションが2種類ある
- 10分かけ放題を月額830円 3分かけ放題を月額600円で利用可能
- 通話パック90分が月額830円 通話パック60分が月額600円で利用可能
- 超過分も標準の半額の9円/30秒
BIGLOBE モバイルでは、「10分かけ放題と3分かけ放題」「通話パック90と通話パック60」の2種類の通話オプションを提供しています。
1回の通話が短い人ならかけ放題の向いていますが、1回の通話が長い人なら通話パックがおすすめ。
使い方によって、かけ放題か通話パックを選べるので、自分にあったオプションを選択できます。
IIJmio |docomo回線/au回線

- 誰とでも3分&家族と10分かけ放題を月額600円
- 誰とでも10分&家族と30分かけ放題を月額830円
- 10分を超えた場合、10円/30秒
IIJmioでは、「誰とでも10分 家族と30分」月額830円(税抜)」と「誰とでも3分 家族と10分」月額600円(税抜)との2種類のかけ放題が提供されています。
IIJmioの特徴としては、IIJmio同士の家族間通話が10分以内または30分以内までと時間が優遇されている点です。
他の格安SIMでは、かけ放題オプションは5分以内や10分以内と時間で決められていますが、IIJmioでは通常のかけ放題もありながら、家族との通話は長く電話してもいいようになっているので、家族とよく電話をする人にはお得な機能がついています。

家族と長電話をしても、安心して電話できるってことだね!
mineo |au回線/docomo回線

- 月額850円から10分かけ放題が利用可能
- mineoでんわからの発信なら10円/30秒
mineoは、専用アプリ「mineoでんわ」から発信する電話なら月額850円で10分以内かけ放題を利用することができます。
家族や友達と10分以内の短い電話をたくさんするなら、ぜひつけておいた方がお得にできます。
例えば、家族と毎日1回10分以内の電話をした場合にかけ放題オプションを付けていないと月に12,000円がかかります。
しかし、月額850円のかけ放題をつけるだけで、月額11,150円も節約できる計算になります。
人気のオプションなので、ぜひ電話をかけるなつけることをおすすめします。
LINEモバイル |docomo回線

- 月額880円から10分かけ放題が利用可能
- 10分を超えた場合、10円/30秒
- 300円キャンペーンを実施中
2017年6月20日からLINEモバイルでも10分以内のかけ放題が提供開始されました。
かけ放題プラン自体は、他の格安SIMとそこまで違いはありませんが、SNS(LINE・Twitter・Facebook・Instagram)が使い放題になるカウントフリーがあり、どれだけ使ってもデータ容量を消費しないのが魅力。
写真や動画をLINEやTwitter・Instagramでどれだけ見ても、高速通信がずっとなので常に快適に使うことができます。
また、遠方の家族とLINEで写真の共有をする場合も、LINEで写真や動画を送ればカウントフリーです!
2019年には、大手キャリアのドコモ・ソフトバンク・auとすべてのキャリアに対応するため、SIMロック解除も不要に!
今まで使っていたスマホのまま乗り換えができる格安SIMになります。
nuroモバイル |docomo回線

- 月額800円から10分かけ放題が利用可能
- 10分を超えた場合、10円/30秒
nuroモバイルでは、今年8月1日よりかけ放題が5分から10分以内に時間が拡大しました。
10分を超えた分も10円/30秒で利用できます。また、国際電話も10円/30秒で利用できるのが特徴です。
料金プランも分かりやすく、1GBづつの料金体系になっているので好きな容量を自由に選択できます。
DMM モバイル |docomo回線

- 月額850円から10分かけ放題を利用可能
- 10分を超えた場合、10円/30秒
DMMモバイルは、10分以内かけ放題を月額850円で提供しています。
DMMモバイルは業界最安値が有名ですが、10分以内かけ放題の料金は他社と変わりありません。
しかし、基本料金自体が他の格安SIMよりも安いので、適度に電話をするならかけ放題オプションを追加したほうが、つけないときより結果安く節約できます。
もちろんオプションをつけておいて、やっぱり辞める場合も簡単に解除できるので、安心ですね。
10分を超えた分は、10円/30秒で利用可能。ただし、国際電話は対象外になります。
専用アプリ「DMMトーク」を使っての発信に限ります。
U-mobile |SoftBank回線

- 3分50回まで毎日通話無料が月額500円から
- 通話パック60分を月額800円から
- アプリを使えば10分を超えた場合、10円/30秒
U-モバイルは、実は基本プランがY!mobileと全く同じです。
U-モバイルは、Y!mobileの通信回線を借りてサービスを提供していることから、似たプランを提供しています。
特徴は大容量の25GBのプランを提供しており、データ容量をたくさん使いたいし、電話かけ放題も欲しいという人に向いている格安SIMです。
DTI SIM |docomo回線

- 月額820円から10分かけ放題を利用可能
- 10分を超えた場合、10円/30秒
10分以内の国内通話が何度でもかけ放題を月額820円で提供しています。
元々は5分以内かけ放題(月額720円)を提供していましたが、2017年9月14日以降は「おとくコール」に移行されます。
これまで5分以内かけ放題では、専用アプリを使用せずともかけ放題が適用されていましたが、おとくコールからは専用アプリ「おとくコールアプリ」を使って電話をする必要があります。
3分以内のかけ放題がある格安SIM
B-mobile |docomo回線/SoftBank回線

- アプリを使って電話をすれば、10円/30秒
- 5分のかけ放題を利用可能
- 10分を超えた場合、10円/30秒
B-mobileは、5分以内のかけ放題を提供しています。
アプリを使用しないと通常の半額になる10円/30秒にならないので、注意が必要です。
5分以内の電話を月に10回以上かける方は、5分以内のかけ放題を付けたほうがお得ですね。
まとめ
電話をたくさんする人で乗り換えを検討している場合、まずご自分の一ヶ月間で平均どれくらいの時間電話をしているか把握することが、選ぶために必要な情報ですね。
最初から電話をかけるならY!mobileやUQモバイルの基本プランにかけ放題が含まれている格安SIMが特にお得です。
電話はそこまでという人でも、実際に話し出すと時間が立ってしまうものです。長電話をしてしまったあとでは遅いので、予め準備しておくと良いでしょう。
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